子どもの空間認知力を育てる知育おもちゃで有名なピタゴラス・ブロック。ピタゴラスはラインナップが豊富で、1歳〜6歳までを対象に様々な商品がありますが、我が家では1歳の息子に「ピタゴラスBASIC 1歳の知育ピタゴラス」を購入。
ピタゴラスを買うか悩んでいる方に、実際に1歳児の遊び方や購入してどうだったのかを解説します。
こんなお悩みを解決
- 1歳児にピタゴラスは早い?遊んでくれる?
- 磁石おもちゃは危険?1人でも遊ばせられる?
- 買ってみたけど遊ばない...どうしたらいい?
この記事では、1歳児へピタゴラスを買うにあたり気になること、買ってみたけど遊び方が分からない、などの悩みを解決していきます。ぜひ最後までお読みください。
ピタゴラスBASIC 1歳の知育ピタゴラス|遊べる つくれる ひらめきが育つ【送料無料】 価格:4499円 |
筆者の情報
- 大阪在住の育休中OLママ
- 息子1歳5ヶ月、電車大好きっ子に絶賛成長中
ピタゴラスとは?
ピタゴラスとは?
- 磁石でピタッとくっつくブロック
- 空間認知力が育つ
- 算数に役立つ
- 1歳から小学生まで長く遊べる
ピタゴラスとは、磁石によってブロック同士をピタッとくっつけて好きな形を作ることができるおもちゃです。
普通の積み木やブロックとはまた違った思考力を身につけることができます。ピタゴラスで遊ぶことにより、自然と平面から立体をつくり上げるイメージを掴めるようになり、「空間認知力が育つ」「後々の算数に役立つ」と言われているそうです!
それもそのはず、なんとピタゴラスは算数・数学の先生のアイデアから生まれたおもちゃ。中学校元教諭が図形や立体を分かりやすく教えるためにつくった教材を、小学生未満の子どもたちにも楽しく使ってほしい、という思いから生まれたそうです。
パーツをくっつける、はがす、の指先の遊びから図形問題で役立つような遊びなど遊び方は無限大。磁石でピタッとくっつくことで、1歳の幼い子も楽しく遊べて、6歳以上の子も遊びの中で図形の理解を深めることができます。
磁石が内蔵されたブロックは他の商品でもありますが、「ピタゴラス」はピープル株式会社の登録商標です。
ピタゴラスの安全性は?
いくら商品パッケージに「1歳から」と謳われていても、まだ何でも口に入れたり投げたりする1歳児に磁石系を与えるか少し悩みますよね。
結論から言うと、ピタゴラスは1歳児に与えても問題のない、安全性を確認されたおもちゃでした。
私が購入前に確認した、安全性に関する内容は以下の通りです。
使いやすさと安心を追求した磁石
ピタゴラスの仕様について、製造元であるピープル株式会社の公式サイトによると、
『磁石の飛び出しや誤飲を防ぐため、接着や超音波溶着と、ハトメやネジでの固定を併用するなど、パーツに合わせたダブル安全機構を採用しています。』と記載あり。そう簡単に磁石が飛び出すことのないよう、工夫された仕様になっているようです。
また、磁石は裏返しても反発せず、絶妙な磁力の内蔵式磁石になっているため、パーツのつけ外しがスムーズで子どもが遊びやすい仕様になっているようです。
おもちゃの安全基準「玩具安全(ST)基準」適合
ピタゴラスのパーツは玩具の日本安全基準である「ST基準」や、国際安全基準である「EN規格」「ASTM規格」の物理的強度基準に適合しており、公的な試験機関より安全性が確認されています。
ピタゴラスは通販サイトだけでなく、トイザらスなどの実店舗でも取り扱いされているおもちゃなので、上記のような安全性の基準を満たしているのは当然かもしれませんね!
親としては、一人で遊んでくれている間にできれば自分の時間がほしいので、目を離しても大丈夫、という安心感はとても良いですね!
(安全性に関する詳細は、ピープル株式会社の公式サイトをご確認ください。)
ピタゴラスの商品ラインナップ
ピタゴラスには年齢に合わせて3シリーズあり、それぞれ面白そうなおもちゃがあります。
ラインナップ
- "1歳から BASIC”シリーズ
- "3歳から WORLD”シリーズ
- "小学生から SCHOOL”シリーズ
BASIC(ベーシック)からSCHOOL(スクール)までシリーズごとに様々な商品がありますが、全て組み合わせて遊ぶことができます。なので年齢に合わせてピタゴラスを買い足した場合、それまでに遊んだピタゴラスと合わせて遊ぶことが可能です。
ピタゴラスの商品は多数あるので、ここでは"1歳から BASIC”シリーズを紹介します。
(以下、画像は全てピープル株式会社公式サイトより引用)
"1歳から BASIC”商品ラインナップ
「遊べる」「つくれる」「ひらめきが育つ!」
1歳になったら
ボール遊びが好きなら
長〜く遊びたいなら
たっぷりのパーツで遊びたいなら
音の出るおもちゃが好きなら
おもしろい形のコースを作りたいなら
どうぶつが好きなら
くるま遊びが好きなら
"1歳から BASIC”シリーズだけでもこれだけのラインナップが揃っています。やはり、2〜3歳以降の「創造性」を鍛える意味では、平面プレートがたくさん入っている商品はとても魅力的ですが、子どもがボール好きやどうぶつ好きであれば、それらの特色のあるおもちゃでも喜ばれそうですね。
ただ、もしプレゼントで頂く場合は、親としてはたくさんパーツが揃った商品が嬉しかったります…(小声)。
「1歳の知育ピタゴラス」とは?実際どのように遊ぶ?
さて、ピープル社の「ピタゴラス」について説明しましたが、ここからは私が1歳の息子のために購入した「1歳の知育ピタゴラス」について紹介します。
実際に購入したものはこちら。全20パーツ。
セット内容は以下の通り。
立体キューブA(約3cmの立方体)×4、立体キューブAのタイヤ付き×2、立体キューブB(人型ブロック)×2、立体キューブC(鳥や虫の顔っぽいブロック)×、立体キューブD(動物の体っぽいブロック)×1、平面プレート(厚さ6㍉、7.5cmの正方形)×10
この「1歳の知育ピタゴラス」の購入の決め手は、ズバリ『お試しにちょうどいい』。1歳BASICシリーズの中でも平面プレートと立体キューブがバランス良く入っていて、尚且つ20パーツと多すぎず少なすぎず。息子がハマるか分からなかったので、お試しで購入!今後、パーツを増やしても組み合わせて遊べるので20パーツで十分だと判断しました。
まとめるとこんなにコンパクト。収納スペースが少ない我が家にとって、場所を取らない、はマストだったりします。。。
組み立て方の例
この商品の遊び方ガイドで紹介されているものはこちら。20パーツだけでもいろんなバリエーションがありますね〜!
【実際】1歳4ヶ月の遊び方(レビュー)
いざ、ピタゴラスを息子にプレゼントしてみたものの、遊び方ガイドに載っているような組み立ては確実に無理(笑)。さて、1歳児はどう遊ぶのかワクワクです!
「すでに購入したけどウチの子遊んでくれなくて困ってる!」という方は、『全然遊んでくれない!の解決策』(後述)をぜひ参考にしてみてください。
プレートぶらぶら
親が興味を引くために「見てみて!ぶ〜らぶ〜らっ!」と見せたところ一発で食いついたコレ。磁力が絶妙なので、ゆらゆらしすぎると簡単に落ちるし、平面プレート5枚までしかこの持ち方はできない。ぶらぶらと揺らすのならせいぜい2枚。このさじ加減が息子にもウケてます。
箱にフタ
これは2段重ねですが、普通の立方体でも同じ。箱を作ると必ずフタのように上に重ねてくる遊び。
なんでもブーブー
一見、コレは何?という組み合わせでも、タイヤがあればそればブーブー(車)。どんなブロックにでもタイヤ付きキューブをくっつけて、「ほら、ブーブーだね!」と言って見せれば喜びます。一人で遊ぶときも大抵ブーブーにしています。
タイヤ2つだけでも良いんだと、子どもの発想の柔軟さに気付いた瞬間。
重ねて剥がしてのループ
これ、親がやってもなぜか楽しい、無限にできる遊びの一つ。平面プレートを広げて、重ねて、剥がして、広げて、とずっと遊べます。
組み立てられたものを壊す!
これは説明不要だと思いますが、一番子どもがテンションあがるやつ。組み立てられたものを全力でガッシャーン!と倒す遊びです。
【結論】1歳でも十分遊べる。更なる可能性に期待。
何か意味を持って平面から立体をつくる、ということには程遠いものの、1歳4ヶ月の息子は十分楽しめました。
販売元のピープル株式会社公式サイトにも、1歳は"「つくる」前に…お手てと頭の準備体操"とあるように、まさに「つくる」ための、準備遊びをしている感じです。ただブロックを重ねたり、はがしたりするだけでも本人は集中して遊んでいるので、指先と頭を使って取り組めていて、買ってよかったな〜と感じました!
ピタゴラスBASIC 1歳の知育ピタゴラス|遊べる つくれる ひらめきが育つ【送料無料】 価格:4499円 |
全然遊んでくれない!の解決策(具体例)
もし、「ピタゴラスを買ったけど全然遊んでくれない!失敗?!」というピンチを迎えた方におすすめのアドバイス。
どんなおもちゃも同じですが、初めてのおもちゃで遊び方が分からない場合は、とにかく興味を持ってもらうことからスタート!
正直、おままごと等と違って、ピタゴラスは子どもが自分で工夫して遊ぶまでには時間がかかります。2歳以上になればもっとスムーズに組み立てられるとは思いますが、1歳では何よりも興味を持ってもらうことが必須です!
また、『遊ぶ場所を変えてみる』のも効果あり!いつも床で遊んでいる場合は、イスに座らせて机でピタゴラスを置いてみてください。息子はお絵描きのように、黙々と遊んだりします。(正直、意外な発見でした!)
子どもと楽しむ遊び方例
1.まずは基本の立方体
ピタゴラスの基本は平面プレートです。平面プレートを使っていかに面白そうなものを作るのかが重要!ですが、まずは基本のキ、立方体を作りましょう。「プレートを5枚並べて、組み立てて、最後の1枚を上に置くと…?箱の出来上がり〜!」など、組み立てる工程を説明しながらすると、『お?何ができるんだ?!』と興味を持って見てくれます。
2.なんかすごいね?!
平面プレート10枚を使えばわりと色んな形ができます。それを(興味がないとわかっていても)ただ作ってみる。そして『見てみて!!三角がたくさんあるかっこいい形できたよ〜!』とか盛り上げてみます。大抵はガッシャーン!と崩されて終わりか、組み立てているそばから解体されたりします。ですが、おもちゃに触れて磁石でくっつく感覚を味合わせるには十分!息子はすぐ虜になりました。
3.道や車庫にしよう!
車のおもちゃとのコンボは最強です。まるで興味がなかった子どもも、(車好きであれば!)喜ぶでしょう。道路を用意して、進んだ先を車庫に見立て、ひたすらその道を往来する遊びのはじまり。
4.並べて&重ねるのループ
並べたら、次は重ねたくなる、それがピタゴラス。絶妙な磁力がクセになります。子どもは親が楽しそうにやっているのを見て真似してくれるので、並べる&重ねるを目の前で見せてあげてください。途中から参戦してきて、気付けばノリノリで遊んでくれています。
5.虫みたい・・・?
こんなオブジェを作ってみるのも良し。虫や動物好きであれば少しは食いつくでしょう。息子ははじめは無表情でしたが、次第に自分で顔をつけて、背中にいろんなブロックをくっつけて遊ぶようになりました。
以上、もし試したことがない遊び方があればぜひ試してみてください!
まとめ
今回、私が1歳の息子に購入した「ピタゴラスBASIC 1歳の知育ピタゴラス」をレビューしましたが、いかがでしたか?
実際に購入してみて、手に取りやすいサイズ感や自由な発想で1歳児でも何通りもの遊び方ができるので大満足です!
1歳児だと、貼る、はがす、重ねる、並べる、崩す、など「つくる」よりもほとんど指先運動ですが、幼少期の指先の運動は脳の成長にとても大切なので、ピタゴラスはその点でも理にかなったおもちゃだと感じています。
また、ピタゴラスは算数・数学の先生のアイデアから生まれた立派な知育玩具。作りもしっかりしている安心できるおもちゃなので、プレゼントにもぴったりです。
1歳児には「1歳BASICシリーズ」を、2歳なら少し先の「3歳WORLDシリーズ」をプレゼントするのも良いでしょう。
価格:6939円 |
少しでも参考になればうれしいです。最後までお読みいただきありがとうございました。