新生児から生後3ヶ月頃までの赤ちゃんが抱っこから下ろしても寝てくれるために、我が家で無くてはならなかったアイテムを5つ紹介します!
どのくらい寝かしつけに役立つかをまとめた『ねんねポイント』、購入前にチェックしたい失敗しないための『アイテム選びのポイント』をお読みください。
まだ揃えていない方、赤ちゃんが寝なくて困っている方はぜひ参考にしてみてください。
新生児から生後3ヶ月頃の育児で特に大変なのが寝かしつけですよね。
私もこの頃は、日中どうやって寝かせようか、夜はどれくらい寝てくれるか、そんなことばかり考えていました。
- せっかく寝たのにモロー反射で起きてしまう
- 布団に置くと起きるからずっと抱っこしてる
- 夜は少しでも長く寝てほしい
もしかすると、我が家と同じように少しアイテムを揃えるだけでグッと寝かしつけが楽になるかもしれません。
全て我が家では必須アイテムです。ぜひ最後までお読みください。
筆者の情報
- 2022年5月第一子(男の子)を出産したかかきち(ママ)
- 新生児期から睡眠時間の短さに悩まされる
- 現在7ヶ月ずり這い赤ちゃんの安全対策検討中
モロー反射対策!抱っこから下ろしても寝るアイテム
お昼寝場所として大活躍するバウンサー
お昼寝マットからバウンサーに変えただけで、お昼寝の寝かしつけ成功率が格段にアップ!寝かしつけから赤ちゃんの居場所としても活躍するバウンサーはお世話アイテムとして必須です!
ねんねポイント
1.赤ちゃんの背中スイッチを減らせる
バウンサーの丸みが赤ちゃんの背中のCカーブに沿ってくれて、抱っこや授乳で寝た赤ちゃんを置いても起きにくい!
我が家ではバウンサーの上にバスタオルを敷いて、より赤ちゃんが包まれる形にして使っていました。
あとで紹介する、おくるみとの合わせ技でさらに背中スイッチを減らせます!
2.「絶妙な揺れ」で眠りにつく
赤ちゃんが抱っこで完全に寝ていない時やバウンサーに置いて起きてしまった時、すかさずバウンサーを揺らせば、しばらくすると眠りについてくれました。
物音などで目覚めそうな時もバウンサーを揺らして再び眠らせてました。100%ではないですが、入眠のタイミングが合えば高確率で成功します。
バウンサー選びのポイント
どんなバウンサーを選べばいいか分からない、という方のために、巷で人気のバウンサーの口コミや実体験をもとに、バウンサー選びのポイントを5つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
1
あやし機能がついているか
おもちゃがぶら下がっていたり音楽が流れたりする「あやし機能」はあった方が良いです。
生後2,3ヶ月頃になると、目の前のぶら下がっているおもちゃで遊んでくれるようになります。1人遊びができるようになると、その間に家事などをする余裕ができて便利です。
2
月齢に合わせて高さ調整が簡単にできるか
生後3ヶ月頃でも寝そべっているより少し起こしてあげた方が機嫌がいい場合もあり、意外と高さ調整をする機会は多いです。お風呂の待機場所にも使えるし、生後5,6ヶ月頃には離乳食をあげるイス代わりにもなります。
高さ調整が簡単にできるかは店頭で試したり口コミでチェックしましょう。
3
洗濯洗いできるか、手入れはしやすいか
赤ちゃんのゆるゆるうんちが背中漏れしたり、ミルクの吐き戻しで汚れたり、離乳食で使うなら尚更バウンサーは汚れます。
その時に簡単に取り外しできて洗濯機で洗えたら、手間がかからず手入れできるので要チェックです。
4
通気性は良いか
まだ寝返りができない赤ちゃんは頭の後ろや背中に熱がこもります。特に夏場は汗をかいて寝苦しくなり、せっかく部屋の室温を適温にしても赤ちゃんが起きてしまうので、通気性が良いメッシュ素材がおすすめです。
我が家で使っているバウンサーはメッシュではないですが、夏場はベビーカー用のひんやりマットをバウンサーに敷いて使っていました。メッシュ素材でなければ、そのような工夫が必要です。
5
持ち運びしやすいか
持ち運びのしやすさは意外と重要です。床にそのまま寝るのを嫌がる赤ちゃんは多く、息子もそうでした。なので友人宅や実家に行く時は必ずバウンサーを持ち運び、赤ちゃんの居場所として使っていました。外出先でも普段から使っているバウンサーの上ならご機嫌で居てくれる時間も長くなり、ずっと抱っこしないといけない、ということがなくなります。
そのため、折りたたみができたり車の座席1つ分に収まるくらいの大きさがおすすめです。あやし機能が充実し過ぎて大掛かりなバウンサーを選ぶと、家でしか使えない上に場所も取るので要注意です。
以上、5つのポイントを参考に探してみてください。
自動で揺れてくれる電動タイプもありますが、持ち運びしにくい上、使用期間が短いわりに高いので、私は手動タイプで良いと思います。
何枚あっても便利なおくるみ
出産祝いの鉄板?!洗い替えや素材違いで揃えたいおくるみ。正しく使えば寝かしつけ成功率アップ!
ねんねポイント
1.モロー反射が起きにくくよく眠る
生後6ヶ月頃までの赤ちゃん特有のモロー反射に悩む方も多いはず。おくるみでしっかり手足をホールドして包み込んであげると、モロー反射は起きず赤ちゃんもぐっすり寝てくれます。
大事なのは巻き方。一般的に「お雛巻き」が有名ですが、上手くお雛巻きができなくても、赤ちゃんがお腹にいた状態に近い形で手足をしっかり包んであげれば大丈夫です。
2.抱っこで寝かしつけしやすい
特に新生児や生後1ヶ月頃の赤ちゃんは、小さい上に大人も扱いに慣れておらず、「赤ちゃんが寝てくれる抱っこ」がなかなかできません。でもおくるみで包んであげれば、赤ちゃんを両腕で支えやすくなり、圧倒的に抱っこがしやすくなります。
また、おくるみで後頭部までカバーすることにより、首が座っていない赤ちゃんの抱っこが少し楽になります。
おくるみ選びのポイント
巷で人気のおくるみの口コミや実体験をもとに、おくるみ選びのポイントを3つ紹介します!
1
赤ちゃんに優しい素材か
おくるみは敏感な赤ちゃんの肌を守る素材がベスト。秋冬にフリースやボア素材など暖かいものを選んであげたくなりますが、赤ちゃんは汗っかきなので通気性の良いものを選んでください。
年中使えるコットンや、春夏はガーゼがおすすめです。寒い季節は、それらのおくるみに包んだ上から、保温性のある素材の軽いブランケットをかけてあげるといいです。
2
サイズは十分か
意外と見落としがちなサイズ。人気のaden+anais(エイデンアンドアネイ)などほとんどのおくるみは120cm×120cmですが、ひと回り小さいサイズもあります。
我が家にあるおくるみのうち1枚はまさに小さいサイズで、「赤ちゃんは小さいから大丈夫」と思いきや、布が足りず上手く巻けませんでした。「お雛巻き」をするには十分なサイズが必要ですし、何度も洗ううちに縮むことも踏まえ、購入前に必ずサイズチェックしましょう。
3
伸縮性はあるか
伸縮性のあるおくるみとそうでないおくるみで扱いやすさが全く違います。伸縮性があると赤ちゃんを巻きやすいのはもちろん、授乳ケープとしてや、ベビーカーの防寒用ブランケットなど汎用性高く使う場合も何かと便利です。
我が家ではaden+anais(エイデンアンドアネイ)のおくるみをよく使っていましたが、伸縮性の高いモスリン生地が使われているのでとても使いやすく重宝しました。
モロー反射対策といえば「着るタイプ」のおくるみ
着るタイプではLOVE TREEが販売する「スワドルアップ」が有名ですが、形違いや類似品は多数。低月齢の赤ちゃんが寝る姿勢の「手はW、足はM」の形を着せるだけで簡単にキープできる便利アイテム!
ねんねポイント
1.寝かしつけがスムーズ
おくるみを着ていない時と比べて、抱っこなどであやしてからの寝入りまでがスムーズに!
我が家では生後3週間頃から黄昏泣き対策でスワドルアップに似たおくるみを着せましたが、着た状態で抱っこするといつもより寝入りが早くなり助かりました。
2.モロー反射と背中スイッチを減らせる
巻くタイプのおくるみと同様に、手足が包まれているのでモロー反射が起きにくく、それまで2時間くらいしか寝なかった赤ちゃんが3時間ほどまとまって寝るように。
また、我が家では巻くおくるみよりも背中スイッチが発動しにくくなり、夜間の授乳クッションから布団に下ろす時の成功率が格段に上がりました!
着るタイプのおくるみ選びのポイント
巷で人気のおくるみの口コミや実体験をもとに、着るタイプのおくるみ選びのポイントを2つ紹介します!
1
月齢にあったサイズか
着るタイプのおくるみは、赤ちゃんが寝る姿勢の「手はW、足はM」を着せるだけでキープする設計なので密着度高め。「窮屈じゃないかな?」と少し心配するくらいわりとピチピチです。
ですが、赤ちゃんの月齢や身長体重が適正サイズに合ったおくるみであれば問題ありません。逆に大きすぎるとねんね効果が得られにくいようです。大きすぎても小さすぎてもダメなのでサイズ感は注意しましょう。
2
安全性を考慮されているか
一枚布のおくるみだと、大人が赤ちゃんの手足を安全な形で包んであげたり、ゆとりを持って巻くことができますが、着るタイプのおくるみはそのような調整ができません。そのため、赤ちゃんの安全性を医学的に考慮された商品か事前に確認してください。
心配なのは、股関節が脱臼する「発育性股関節形成不全」にならないか。赤ちゃんの脚を「M字」ではなく真っ直ぐに伸ばした状態にした場合に脱臼するようです。自然な姿勢でM字開脚ができるか、両脚を自由に動かせる余裕があるかを必ずチェックしましょう。
夜のよく寝る環境作りで活躍したアイテム
安全に寝かせられるスリーパー
赤ちゃんに掛け布団は不要!寝返りを始める赤ちゃんにもオススメなスリーパー。パジャマの上からかぶる「着る布団」です。
ねんねポイント
1.布団による窒息の心配がなく安全
寒い季節になると暖かい布団を掛けてあげたくなりますが、掛け布団や毛布が赤ちゃんの顔を覆ったり首に巻きついて窒息死する悲しい事故が昔からあるようです。
掛け布団ではなくスリーパーを使うことで、窒息の心配がなく安全に寝かせることができます。
2.布団の掛け直しがいらず朝まで適温
まだ寝返りができない赤ちゃんでも、手足を動かすと掛け布団はズレます。寝返りが始まると、布団を掛けた数分後には布団から出ています。その都度戻すのも大変だし、赤ちゃんも寒くて起きてしまう...。
そんな悩みを解決するのもスリーパーです。スリーパーであれば朝までズレることなく着た状態なので赤ちゃんもぐっすり眠れます。
スリーパー選びのポイント
巷で人気のスリーパーの口コミや実体験をもとに、スリーパー選びのポイントを2つ紹介します!
1
季節にあった素材のものか
夏であればガーゼ、春や秋はコットン、冬は毛布など季節にあった素材を選びましょう。夏場はスリーパーが不要な場合もありますが、クーラーによる冷え対策にもなるので部屋の温度に合わせて使い分けするのがおすすめです。
2
長く使えるサイズ感か
そもそもパジャマなどの上に着るものなので、身幅はゆとりのあるスリーパー。新生児〜生後6ヶ月頃までの小さめサイズもありますが、買うなら長く使えるものがおすすめです。
今は新生児〜3,4歳頃まで使えるスリーパーも販売されています。低月齢の頃は足先以上にカバーでき、月齢が上がったら足首が出るくらいのサイズ感です。
赤ちゃんの安全を確認できるベビーモニター
赤ちゃんの寝室の必需品!寝ている赤ちゃんの様子をモニターで別室から確認できます。
ねんねポイント
1.泣き声にすぐ気付けて様子を確認できる
赤ちゃんを寝かしつけた後、ベビーモニターがあれば「泣いていないかな?」と耳を澄ませる必要はなく、別室でテレビを観たり談笑したりゆっくりできます。
赤ちゃんが泣いた時はすぐに気付き、寝言なのか、お腹が空いて泣いているのかなど、赤ちゃんの様子をモニターで確認することができ便利です。
2.赤ちゃんの安全を確認できる
赤ちゃんが寝ている時に一番に心配になるのは、窒息など「ちゃんと息をしているか」ということ。布団などが顔を覆っていないか、うつ伏せになっていないか、何か異変は起きていないかと心配です。
ベビーモニターがあれば、気になる時にすぐモニターで異常があるかどうか確認でき、何かあればすぐ気付くことができます。安全か分かれば、大人もゆっくり休むことができるので助かります。
ベビーモニター選びのポイント
巷で人気のベビーモニターの口コミや実体験をもとに、ベビーモニター選びのポイントを4つ紹介します!
1
接続は簡単か
カメラとモニターを接続する初期設定には、電源を挿すだけのものと、wi-fi接続が必要なものの2パターンあります。
電源を挿すだけのものはカメラをコンセントに挿すだけなのに対し、wi-fi 接続がいるものは専用アプリを使う必要があったり、少し設定に手間がかかります。
我が家は電源を挿すだけの簡単設定タイプなので、旅行や帰省などの外出先でもすぐ使用することができとても便利です。
2
カメラのアングルは自由に設定できるか
カメラのアングルは上下左右、自由に設定できるものがおすすめです。カメラの設置場所を変えなくても、寝ている赤ちゃんに合わせてカメラアングルを変えれば様子を確認できます。
設定方法としては、本体を手動で動かすタイプやモニターから遠隔操作できるタイプなどがありますが、遠隔操作できるものは便利な分、値段が高くなります。
3
暗所撮影はできるか
絶対に欠かせない機能は暗所撮影機能。昼間だけでなく、夜間の暗い部屋で眠る赤ちゃんの様子はしっかり確認したいですよね。商品によっては、暗所撮影機能がなかったり、赤ちゃんの顔の表情が見づらいものもあります。
暗所撮影があるか、画質は問題ないかを事前にチェックしましょう。
4
持ち運びしやすいか
旅行や実家に帰省することが多いご家庭であれば、ベビーモニターはコンパクトなものがおすすめです!赤ちゃん連れのお泊まりは何かと荷物が多いので、ベビーモニターが大きいと余計に荷物が嵩張って大変です。
我が家で使っているベビーモニターはコンパクトで軽いので、ママバッグにも入り持ち運びしやすくお気に入りです。
以上、4つのポイントを参考にしてみてください。
ベビーモニターの使い方や使用例について、詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
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我が家で使っているベビーモニターは「YISSVIC」です。コンパクトで値段も7千円台とお手頃で、必要最低限の機能は全て揃っていてお気に入り。メリットやデメリットなど詳しいレビューを載せていますので、ベビーモニター購入前にぜひお読みください。
まとめ
赤ちゃんの寝かしつけはお世話するパパママの一番の悩みですよね。
特に新生児から生後3ヶ月頃の赤ちゃんは1日のほとんどを寝て過ごすので、授乳しておむつ替えしてもう次の寝かしつけ...と日々忙しいです。
「魔の3週目」と呼ばれる生後3週目には、夕方から理由もなく泣き続ける"黄昏泣き“が始まり、どうしたら良いか分からず、藁にもすがる思いであれこれアイテムを揃えました。
今回ご紹介した寝かしつけアイテム5つは本当にお世話になったもの。
今まさに赤ちゃんのねんねで困っている方や、これから出産を迎える方の参考になると嬉しいです。
寝かしつけ必須アイテムまとめ
- バウンサー
- おくるみ
- 着るタイプのおくるみ
- スリーパー
- ベビーモニター