常にテーブルの上に書類が出っぱなし、いざという時に大事な書類が見つからない、気付けば書類棚がパンパン、、そんな方は必見です!
真似するだけで書類の整理がカンタンに、誰でも片付け上手になる整理収納術を紹介します!
筆者の情報
- 30代OL、育休中ママ(息子2歳)
- ズボラで書類整理ニガテ
整理ができない、片付けベタな人のNG保管方法
はじめに、書類整理がうまくできない人、すぐに片付けられない人のよくあるNG保管方法について、問題点をおさらいします!
NG保管方法
- 書類を分類せずにまとめて引き出しに保管
- 書類を"なんとなく”ざっくりまとめてクリアファイルに挟む
- 書類の仕分け名がわかるインデックスシールは利用していない
- 100均などで揃えたファイルラックにまとめて保管
書類整理が苦手な方は、このような保管方法ではないでしょうか?
というのも、上記の保管方法はまさに少し前の私の保管方法です…。
そもそも私はとてもズボラ(汗)。書類でも服でも雑貨でも、すぐに片付けることが苦手です。書類は適当にA4のクリアファイルにまとめて、タンスの引き出しに保管していました。
気付けばそのクリアファイルは書類でパンパン。何とかしないとな〜と思っていても、パンパンになったクリアファイルを前に『面倒くさい』が勝ち、そのまま放置・・・。
このNG保管方法の問題点3つ!
1.いざと言う時に見つからない
家、車、保険、スマホ、、大事な契約書が、仕分けできていないために、契約見直しや他社変更など大事な場面で見つからない。しかも家電の保証書や給与明細なんかも入ってパンッパン!探したいものがすぐに見つからずイライラ。
2.不要な書類で溢れる
その時は必要だと思って捨てていない書類も、月日が経てば不要になるものが多いことに気付けない。
例えば・・・
- 家電の保証期間が過ぎている保証書
- 保険等の契約時に受け取った保管不要のパンフレット
- 情報が更新される書類の、もう不要になった過去書類(「ねんきん定期便」etc.)
3.片付けが面倒になり書類を放置
なんとなくテーブルの上や玄関、カウンターキッチンの上にポンと置いてしまうのは、明確な片付けルールが決まっていないから。「後で確認してから片付けよう」などと思って放置しがちに。気付けば常にどこかに書類が置かれる状態へ…。
私も独身時代はまさに上記の状態で、書類を保管すること・探すこと・見直すことの全てが億劫でしかありませんでしたが、結婚を機に改善。
今では、我が家の"明確な片付けルール”ができたおかげで、超ストレスフリーです!上記の3つの問題は解決し、探したい書類はすぐに見つかるし、ズボラな私を含め家族みんながすぐに書類を片付けられるようになりました。
明確な片付けルールとは
ここで言う"明確な片付けルール”とは、『この書類はここに片付けたら良いんだな』と、いつ誰が見てもわかるようにすること。
それは、仕分けせず適当にまとめて保管することではなく、書類の種類ごとに適切な場所へ大事に保管することです!"保管すべき場所に保管する”ということをルール化すると、手元にある1つ1つの書類を雑多に扱うことなく、「なくしたらいけない大事なもの」としてすぐに保管するようになります。(お気に入りの洋服をすぐにハンガーに掛けて片付けたくなることに似ています!)
書類整理が苦手な方や、家族に書類をすぐに片付けてほしい方は、ぜひ各家庭で"明確な片付けルール”を作ってみてください。きっと未来の自分が助かります!
真似するだけ!誰でも片付け上手の3ステップ
【ステップ1】収納棚(書類ケース)を用意
まずは誰でもカンタンに書類を仕分けできる、使い勝手のいい収納棚を用意しましょう!
注意!
1段ずつ(1個ずつ)組み合わせて使うタイプはNG!
ファイルラックやファイルスタンドなど1段ずつ組み合わせて使うタイプは、ズボラさんに向いていないのでやめておきましょう!
- 細かい仕分けをする場合、いくつも棚を買う必要がある上、意外と場所を取る
- 上に積み重ねて使うタイプは、使うたびに崩れてきたり、書類を取り出しにくく不便
おすすめはハコ型の引き出しタイプ
- 引き出しタイプの書類ケースであれば、書類に埃が溜まることもなく保管できる
- 頑丈なものであれば、書類ケースの上に物を置くことができ空間を活用できる
- インデックスシールを貼って分類の仕方を明確にしやすい
価格:3980円 |
ココがポイント
書類の整理が苦手な人は、何よりも『どこに片付けたら良いか』を明確にすることが必要!
【ステップ2】仕分けを記載(真似るだけ)
収納棚(書類ケース)を準備できたら、あとは大事な大事な、仕分け名をインデックスシールに記載していきます!
この時、「どうやって分けたらいいかな…」と大量の書類を前に呆然としてしまうかと思います。
そうならないために、真似るだけですぐに活用できる仕分け名を紹介します!
世帯構成や生活スタイルの違いにより、不要なものや、逆に必要な仕分け名もあると思いますので、下記を参考に追加・削除をお願いします。
項目 | 仕分け名 | 具体的な収納物(書類等)例 |
---|---|---|
1 | 家関係 | 賃貸借契約書、不動産売買契約書、住宅ローン関係 等 |
2 | 収入関係 | 給与明細書、年末調整、税金(確定申告やふるさと納税等) 等 |
3 | 職場関係 | 職場の組合加入関連の書類(協会けんぽ・健保組合・共済組合)、育休、休業、退職関連の書類 等 |
4 | 車・バイク・自転車 | 各売買契約書、車両保険、無料点検等の保守メンテナンスの案内書、ETCカード関係 等 |
5 | 年金 | ねんきん定期便、年金通帳、年金証明・年金決定通知書 等 |
6 | 医療費・病院関係 | 予防接種、医療費明細書、健康診断結果 等 |
7 | 生命保険 | 医療保険、学資保険、がん保険等の生命保険に関する書類 |
8 | その他契約書 | スマホ、wi-fi 契約書、生協、ウォーターサーバー 等 |
9 | 保証書・説明書 | 家電等の保証書や説明書 |
10 | 資格 | 保有する資格に関する書類(証明書等) |
11 | 子供・保育所関係 | 出生証明、扶養関係、保育所関係、児童手当 等 |
12 | 貴重品 | 財布に所持していない銀行カードやクレジットカード、通帳、印鑑 |
項目12の「貴重品」に関しては、人によっては金庫などの他の収納場所があると思います。我が家は(無用心ですが)書類ケースに、無印良品のパスポートケースにまとめて保管しています。
「仕分け名を記載するだけじゃ分かりにくい」という方は、補足してより具体的に分け方が"見える"ようにすることがgood!我が家はインデックスの下や空いているスペースにマスキングテープを貼って、具体的な内容を書き足してます。
この作業で重要なポイント!
一人暮らしの方は問題ないですが、家族で利用する場合は、『誰が見てもわかる』状態にしましょう。そうでないと、自分は書類をすぐ片付けられるのに家族はテーブルに放置する、、という事態を招きます!
【ステップ3】書類の取捨選択と保管
無事に書類ケースにインデックスシールを貼れたら、あとは片付けていくだけです!
ここで、今ある書類をすべて保管しよう!と思わず、『本当に必要かどうか?』を確認しながら整理していきましょう。正直、面倒くさい作業ではありますが、未来の自分が助かると思ってぜひ頑張って整理してください!
取捨選択のポイント
- 保証書は保証期間が過ぎているものは捨てる
- 家電等の説明書はネットで検索すれば出てくるので捨てる
- 各契約時にもらったパンフレットなど保管不要なものは捨てる
上記のポイントで取捨選択していくと、確認作業が捗ると思います。
無事に必要な書類だけ残ったら、次こそ書類ケースへ保管していくだけです。ここで、ただ書類ケースへ仕分けして片付けていくだけでなく、必要に応じてクリアファイルなどを活用するとより使いやすくなるのでおすすめです。
まとめ
モノを整理することや、すぐに片付けすることが億劫な人(私のようなズボラな人)にとっては、書類整理はまさに『いつかやろう』と思って放置しがちな存在です。
そんな方でも、紹介した3ステックを真似すれば、次から驚くほど簡単に片付けができるようになります!
重要なことは、"明確な片付けルールをつくる”ということ。『この書類はここに片付けたら良いんだな』と、いつ誰が見てもわかるようにしてあげると、未来の自分も、自分以外の家族も片付けができるようになり、自然と"書類が出しっぱなし”という状態がなくなっていきます。