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【子育て割!?】UR賃貸の防音性は?デメリットはある?|お得な入居方法など気になるポイントを解説!

【実話】UR賃貸の防音性は?デメリットはある?お得な入居方法も解説!

UR賃貸住宅に住んだ実体験を元に、UR賃貸住宅のメリットやデメリットについてお話しします。

まず前提としてUR賃貸住宅はとても良いです!

デメリットを見つけるのが難しいくらい住み心地は良かったです。

メリットはたくさんあるので検討している方は参考にしてみてください。

私たちはUR賃貸住宅に住むにあたり、たくさんの情報収集と大阪府内のUR賃貸住宅の見学をしました。

ネットでは入居までの手順は探せばいくらでも出てくるのですが、実際の内装や住み心地、水回りなどの気になる点については公式サイトの写真で確認したり管理事務所で聞くことしかできません。

部屋を見学しても解決できない不安や、実際に住む前に気になることが色々ありますよね。

そこで私たちは、皆さんが実際に住む前に、少しでも「不安がなくなった」と思ってもらえるような内容を心がけて本記事を書いています。

また記事後半には、入居や退去に関わるお得な情報についてもお話ししています。

この記事でわかること

・UR賃貸のメリットとデメリット

・UR賃貸住宅の住み心地

・入居〜退去までの手順

・UR賃貸住宅にオススメな人

これらがわかりますので、ぜひ最後までお読みください。

筆者の情報

・現在0歳児ベビーの育児奮闘中のパパママ

・パパ、ママ、息子の3人暮らし

・持ち家派よりは賃貸派

・将来は3Dプリンターハウスに住みたい

UR賃貸の特徴や見学時のチェックポイント 

【実話】UR賃貸の防音性は?デメリットはある?お得な入居方法も解説!

防音性について

入居前に気になりますよね。入居してからのトラブルが最も多いこの問題についてお話しします。

まず防音性能に関してはすごく優秀です。全国に約72万戸もあるUR賃貸住宅。建物は、ほとんどが鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)です。

RC造・SRC造がよく分からない方へ

RC造・SRC造とは

鉄筋コンクリート造(RC造)は、コンクリートを流し込んで造られるため、隙間ができにくく防音性能が高いのが特徴。

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)は、鉄筋コンクリートに鉄骨を内蔵させ建物の強度を上げたもので、RC造と同じく防音性能は高いです。

防音については、音を遮る「遮音」と、音を吸収する「吸音」に分けられますが、コンクリートは密度が高いため、特に「遮音性能」に優れています。

もし見学に行くことができる方は壁を叩いてみてください。

今住んでいる家と比較してもらえれば分かりやすいです。

現在私たちは軽量鉄骨のアパートに住んでいますが、UR賃貸住宅に住んでいた頃とは防音性が全然違います!

もしアパートや木造に住んでいる方はぜひ行って確かめてください。初心者でもすぐにわかるほどの違いです。

内装について

UR賃貸住宅では、入居していた方が退去する際に、必ずしっかりとしたルームチェックが行われ、次の方の入居前に丁寧なルーム清掃がされています。

私たちは見学に行き、いくつも空き部屋を見せてもらいましたが、夫婦で「めっちゃきれい!」という感想が何度も出ました。

フローリングに関しても大きな損傷はなく安全面に関しては心配いりません。

UR賃貸住宅はバリアフリー化している部屋が多いのも特徴!

壁紙が破れているところは必ず張り替えることと、畳も退去ごとに張り替えるので常にきれいです。

水回りは設備が古くなっていたら大改修して新しくしています。

ルーム清掃や設備改修については、大手ハウスメーカーの賃貸住宅であれば基本的に心配いりませんが、そうでない場合は内装がイマイチな賃貸住宅も多いです。入居時に「全然綺麗じゃないやん!」となることも。

内装の綺麗さは大手ハウスメーカーと同じくらいと思って大丈夫です。

UR賃貸住宅に実際入居してから内装のチェックをするとバッチリでした。

水回りも含めて入居時に気になるところがあれば、建物内にある管理事務所へ問い合わせすればすぐ対応してくれます。

グレードについて

同じ物件でも内装が大きく異なる場合があります。

新しい設備(浴室乾燥など)が入っている部屋は家賃がやや高くなります。

見学について

UR賃貸住宅の見学のしやすさはナンバーワンです!

  • 見学したい部屋をすぐに見学できる
  • 担当者の立ち会いはなく、部屋の鍵を持って自分たちだけで見学できる

どの物件でも、基本的に現地案内所(建物内の一室にある案内所)の営業時間であればいつ行っても見学する事ができました。

現地案内所では空き部屋の確認をしてもらい、見学可能な部屋をすぐに見ることができます。

もちろん契約せず見学だけでOK。他を紹介されたり押し売り感もないので気軽に見学できるところが好印象でした!

ただし、下記の注意点を確認してから見学に行くことをおすすめします。

見学行く際の注意点

  1. UR公式サイトで見学したい部屋と現地案内所(またはUR営業センター)の営業時間チェック
  2. 見学に行く前に、見学可能かどうか事前に電話問い合わせ(複数の部屋を見学可)
  3. 車で行く場合は駐車スペースの確認

また、見学される際は下記のチェック項目を参考にしてみてください。

チェック項目

  • フローリングの損傷は?
  • 畳はきれい?張り替え後? 
  • 壁紙の破れはないか?
  • 水回りはきれい?改修予定はある?

費用について

UR賃貸住宅と言えば、テレビCMでもお馴染み「礼金、仲介手数料なし」で有名ですが、実際かかった初期費用や退去費用をお話します。

実際かかった初期費用

  • 敷金(月額家賃2ヶ月分)※フリーレントを利用して1ヶ月分無料に
  • 日割り家賃
  • 日割り共益費

私たちが住んだ物件は「フリーレント」対象だったので敷金を安く抑えられ、なんと入居時にかかった初期費用は10万円台!破格でした。

私たちは賃貸派で何度も引っ越ししていますが、初期費用はUR賃貸住宅が1番安かったです。

初期費用については公式サイトに記載の通りで、明瞭会計でとにかくわかりやすいです!

無駄なお金がかからないので安心して契約することができます。

続いて、退去費用についてです。

実際かかった退去費用

  • 修理費用(襖のシミ・浴槽エプロンの交換など)
  • ゴミの処分費用(ゴミの置き忘れ)

上記の修理費用などにより1万6千円ほど退去費用がかかりましたが、それら退去費用は敷金から引かれますので追加の支払いはありませんでした。

退去の際は、ちょっとしたゴミでも処分費用が発生しますので注意してください。

退去時のUR担当者によるルームチェックは、自分たちの立ち会いは絶対ではなかったため私たちは立ち会いしていません。

ですが、しっかりとチェックされ、後日電話で退去費用について細かく説明してもらい納得感ありました。

退去費用について心配な方は、ルームチェックの際、立ち会いすることをおすすめします。

UR賃貸住宅に住んでみて気づいたこと(入居前の注意点)

ここでは、テレビCMや公式サイトではわからない、実際にUR賃貸住宅に住んでみて気づいたことをお話します。

管理がしっかりしている

共有部分の清掃や、ゴミ捨て場、廊下など定期的に清掃を行ってくれるのできれいです。

これは物件にもよるかもしれませんので、廊下やゴミ捨て場のきれいさは見学時に確認しておいてください。

手続きが楽ちん!

管理事務所が建物内にあるので、車庫証明の発行やその他の書類の提出、退去の手続きなどすぐに相談することができます。この手軽さは結構ありがたいです!

駅から遠い?

大阪府内のUR賃貸住宅は探し尽くしましたが、駅から近い物件は意外と少ないイメージ…

駅直結!などはないかもしれない…(住みたい地域の物件事情は公式サイトで確認してください。)

外観がイマイチ?

これは好みや個人的な主観もあるかもしれませんが、比較的古い建物が多いです。

ですが、中を見ると外観から想像できないほどきれいです!

入居から退去までのやるべきこと(お得な入居・退去方法も!)

【実話】UR賃貸の防音性は?デメリットはある?お得な入居方法も解説!

入居前のやるべきこと

まず、入居までにやるべきことは以下の通りです。

step
1
部屋探し

まずはURの公式サイトで住みたい地域に空き部屋があるかどうか確認。(公式サイトにて申込み資格の確認も行ってください。)

申込み資格とは、URが設定したいくつかの基準を満たせた場合に物件の申込みができるURの規定です。申込み資格について詳しくはこちら(UR公式サイト『お申込み資格』)

step
2
空き状況確認

気に入った部屋があれば、問い合わせ先(現地案内所やUR営業センター)に直接電話をして空き状況を確認。(本人確認書類も必要となります。)

公式サイトで空き部屋だとしても、タイムラグで「すでに入居者が決まってた!」なんてことも。無駄足にならないために、見学前には必ず電話確認をしましょう。

step
3
見学

実際に見ることができる場所であれば直接出向き、鍵を借りて実際の部屋を内覧。

この時、部屋の間取りや家電を置くスペースなど、動画や写真で撮っておきましょう。メジャーでサイズを測ることもオススメです。入居までの家具や家電の準備でも使えますが、他の物件候補と比較ができ便利です。

step
4
仮申込み

その場で入居を決める場合は、仮申込みの書類を書き、部屋を押さえる。

UR賃貸住宅は人気のため、いい部屋は本当にすぐ埋まります。決断は早めがオススメです。

step
5
本申込み

必要書類と初期費用を用意して本申込みを行い契約。

契約は建物内にある現地案内所や管理事務所ではなく、UR営業センター(店舗)へ行く必要があります。

step
6
入居

入居日について、『URが定める入居開始可能日から1か月以内に入居』することも申込み資格に含まれます。引っ越しのタイミングなどの都合により、入居日(契約日)から実際に住めなくても問題ないですが、その日から日割り家賃と日割り共益費が発生するので注意が必要です。

入居に関するお得な制度について

UR賃貸住宅には家賃を減額する制度や初期費用を無料にできる制度などお得な制度がたくさんあります!

入居時のお得な制度

  • 近居割(二世帯が近くのUR物件に住んでいる方対象)
  • U35割(35歳以下の方対象)
  • そのママ割(満18歳未満の子どもを扶養している方が対象)
  • 子育て割(満18歳未満の子どもがいるor新婚で所得要件を満たす方対象)
  • URライト(期間限定で契約する方が対象)
  • フリーレント(対象物件であれば敷金が1ヶ月分or2ヶ月分無料)

上記は公式サイトで紹介されているお得な制度です(2022年11月現在)。対象になる方も多いと思うので要チェックです!

ちなみに私たちはフリーレントを使って敷金を安く抑えることができました。

また、これらは制度利用の募集要件とは別に、選ぶ物件や部屋によって適用されるかどうか決まります。

つまり指定された部屋でなければ割引対象にならないこともあるので、公式サイトで部屋を探す際に合わせて確認してください。

他にもお得な制度がいくつかあります。詳しくはこちら(UR公式サイト『便利な制度』)で確認してください。

入居後にやるべきこと

入居後にやるべきことは以下の通りです。

step
1
入居後チェック

入居時からある傷や不具合の確認のため、部屋の隅々までチェック。写真で撮っておく。

step
2
チェック表の提出

傷や不具合など気づいたことは指定の用紙に記入して建物内にある管理事務所へ提出。

step
3
UR賃貸住宅での暮らしスタート

UR賃貸住宅は「更新料なし」の自動更新。

一般的な賃貸物件の2〜3年ごとにある更新手続きや更新料不要なので、長くお得に住むことができます。

退去前・退去時にやるべきこと

最後に、退去申請〜退去までにやるべきことは以下の通りです。

step
1
退去申請

住んでいる部屋の契約を解除して退去するときは、14 日以上の予告期間が必要。

退去が決まったら、退去する日の14 日以上前までに「賃貸住宅賃貸借契約解除届」を管理事務所または管理連絡員に提出してください。

step
2
ルームチェック

退去時に必要なルームチェック。退去費用に関わるので、ルームチェックの前にゴミの置き忘れがないかの確認や、部屋に備え付けの設備を元に戻しているかなど最終チェックをしてください。

ルームチェックは立ち会いをしなくても良い場合があるので、退去申請の際に確認しましょう。

step
2
退去

後日、退去費用の支払い。修理費用は敷金から引かれ、残りの敷金が口座へ振り込まれます。修理費用が敷金を上回る場合は、上回った分だけ別途請求されます。

退去時のお得情報

UR賃貸住宅からUR賃貸住宅への引っ越しなら、URへ預けている敷金から修理費用等を控除した残額を、新しく住む部屋の敷金へ引き継ぐことができます!住み替え時の初期費用を軽減できるので、住みたい場所に空き部屋があるならUR賃貸住宅を選ぶとお得です!

入居から退去までにやるべきことをざっくりまとめるとこんな感じです。難しい手順はほとんどないので簡単です!

もしわからないことがあれば、その都度すぐに相談に乗ってもらえる管理事務所があるので安心です。

【まとめ】UR賃貸住宅にオススメな人

【実話】UR賃貸の防音性は?デメリットはある?お得な入居方法も解説!

UR賃貸住宅は以下の方が特にオススメです。

こんな方におすすめ

  • 子育て世帯(防音効果が高くてストレスフリー!子育て割やママ割がお得すぎる!)
  • 転勤族(URライト適用になれば、家賃を安く抑えられる。)
  • 賃貸派の方(入退去時の費用が安い。更新手数料なし!そしてURからURへの住み替えも楽ちん。)
  • ご年配の方(バリアフリーに対応している部屋がたくさん!相談できる場所が近くにあるのも◎)

以上、UR賃貸住宅についてまとめましたがいかがだったでしょうか?

デメリットらしいものはほとんどなく、良さが際立った内容になりました!

参考になれば幸いです。

(著作者:1.mrsiraphol、2.pikisuperstar、3.macrovector、4.redgreystock/出典:Freepik)

  • この記事を書いた人
たぬきちblog

たぬきち

0歳児育児中の夫婦が「子育て家族を応援したい!」という想いで書くブログ。将来は夫婦2人で3Dプリンターハウスで暮らしたい大阪賃貸暮らし。 [夫婦の得意分野:便利アイテム/子育て/趣味/料理]

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