子育て

【体験レポ】日本で3カ所目のシャチがいる水族館「神戸須磨シーワールド」2歳児連れ【要注意ポイントあり】

【体験レポ】日本で3カ所目のシャチがいる水族館「神戸須磨シーワールド」2歳児連れ【要注意ポイントあり】

先日、2歳の息子を連れて、"シャチに会える水族館”としてリニューアルされたことで話題の神戸須磨シーワールド(旧須磨水族館)へ行きました。

オルカショーは2歳児も大喜びの圧巻パフォーマンスで、大満足すること間違いなしです!

ただし、乳幼児を連れて行く場合には不便な点事前に確認しておいた方が良い点がいくつかありました。

今回は、子連れで「神戸須磨シーワールド」に行く予定のある方に向けて、水族館の楽しみ方や所要時間、事前に確認しておきたい要注意ポイントについて解説していきます。

この記事でわかること

  • 神戸須磨シーワールドとは?その見どころ
  • 【体験レポ】水族館の所要時間やおすすめの周り方
  • 【体験レポ】子連れ目線で不便だったところ

筆者の情報

  • 大阪在住、育休中OL30代ママ
  • 息子(2022年5月生まれ)2歳児は大の電車好き
  • 2歳過ぎからようやく海洋生物への興味出現

神戸須磨シーワールドとは?

【体験レポ】日本で3カ所目のシャチがいる水族館「神戸須磨シーワールド」2歳児連れ【要注意ポイントあり】

兵庫県神戸市にある水族館で、1963年に開館した「神戸市立須磨水族館」がリニューアルし、2024年6月1日に「神戸須磨シーワールド」としてグランドオープンしました。

日本で3カ所目!シャチに会える水族館

日本でシャチを見ることのできる水族館は、千葉県の「鴨川シーワールド」、愛知県の「名古屋港水族館」の2カ所だけでしたが、「神戸須磨シーワールド」でもシャチに会うことができるようになりました

日本でたった3館しかないのは知りませんでした!

ココがポイント

  1. 世界初!シャチについて学べる「オルカラボ」
  2. 大迫力のシャチパフォーマンスが観れるオルカショー
  3. シャチを観ながら食事ができるレストラン
シャチのパフォーマンス(オルカショー)が観られるのは、「鴨川シーワールド」と「神戸須磨シーワールド」の2館だけだそうです!

その他にも、六甲水系の河川や瀬戸内海の豊かな自然を再現したエリアや、アシカやアザラシ、ペンギン、ウミガメなどの多様な展示があります。

入館料(入館チケット)と営業時間

営業時間

営業時間は、平日は10時〜18時、土日祝は9時〜20時(9時〜21時の場合あり)です。

入館料(入館チケット)

神戸須磨シーワールドの料金体系は以下の通りです。

1DAY料金表

大人
(高校生 以上)
3,700円3,300円3,100円2,900円
小人
(小学生・中学生)
1,800円1,800円1,800円1,700円
幼児
(4~6歳)
1,800円1,800円1,800円1,700円
シニア
(65歳 以上)
3,100円2,700円2,500円2,300円

繁忙期シーズンや土日祝など曜日ごとに料金が変動します。

2DAYチケットも販売されているため、2日間行かれる方は神戸須磨シーワールド公式サイトにて料金をご確認ください。

入館チケットは時間指定あり!

現在、曜日やシーズンに関係なく、すべての入館チケットが入館時間の指定ありです。(退館時間の指定はなし)

入館時間

平日・・・10時/12時/14時

土日祝および繁忙期シーズン・・・9時〜16時まで30分ごとに時間指定あり

退館時間の指定はないので、「早い時間が良い」というわけではありません。

ですが、当日のイルカやシャチのショースケジュールがあるので、観たいショーに合わせて入館できるとGoodです!

【体験レポ①】水族館の所要時間とおすすめの周り方

ここからは、2歳児と行った神戸須磨シーワールドの実際の所要時間と、おすすめの周り方を紹介します。

【以下、補足】神戸須磨シーワールド館内のエリアについて簡単に解説しておきます。(詳しくは神戸須磨シーワールド公式サイトをご確認ください。)

神戸須磨シーワールドは大きく分けて3つのエリアがあり、各エリアは独立した建物です。【1】「アクアライブはアシカ・アザラシ・ペンギン・ウミガメなどの人気ものから、サンゴやクラゲ、その他のお魚が多数飼育されているエリア。【2】「オルカスタディアムはシャチパフォーマンスが観られるオルカショーや、シャチを観ながら食事ができるレストランがあるエリア。【3】「ドルフィンスタディアムはイルカショーを観られたり、イルカとのふれあい体験ができるエリア。

(引用:神戸須磨シーワールド公式サイト)

所要時間(入館から退館までの滞在時間)

滞在時間 約3時間20分

当日の周り方

  • 12時 入館(チケットは事前オンライン購入)→オルカスタディアムを彷徨う(失敗)
  • 12時30分 アクアライブ到着
  • 13時45分 オルカスタディアム・ショー観客席到着→14時 オルカショー開始
  • 14時20分 ショー終了、お土産売り場へ移動(混雑のため店内へ入れず)
  • 14時40分 お土産売り場で買い物
  • 15時20分 退館

お土産購入の時間も含めて、滞在時間は約3時間20分でした。入館チケットは事前に公式サイトから購入していたため、並ばずに入館できました。

ちなみに、事前情報は「オルカショーがある!」というものだけで、行き当たりばったりで周った結果です。

後で調べて分かりましたが、タイミングが合えばイルカやウミガメとのふれあい体験ができるプログラムもあったようです。

実際に行ってみてわかったおすすめの周り方はありますが、先に私たちの反省点を。

周り方の反省点

  • 事前に館内マップを確認しておらず、どこに行けば分からず出だし早々に迷子。
  • 事前にアクアライブの周り方を決めておらず、行ったり来たりの無駄な移動あり。
  • お土産の購入時間をショー終わりではなく、混雑していない時間に買っておくべきだった。

上手に周るには事前チェックが必要!

私たちは下調べなしで気軽に行ったがために、当日大人3人が「ここどこ?次どこに行けば良い?」と迷子状態に。入館してすぐに水族館のパンフレットをもらいましたが、それを見ながらでもよくわかりませんでした。

私たちが最初に入った「オルカスタディアム」には、シャチに関する教育ゾーンである「オルカラボ」や「オルカホール」がある場所ですが、パンフレットには詳細が記載されていません。

てっきり『泳いでいるシャチを見られる!』と思い入館後一番に行ってみたら失敗・・・。スクリーンでのシャチの映像投影や骨の展示など、まさに教育ゾーン。

暗くて2歳児は怖がり、内容も小学生以上が楽しめるものだったため引き返すことに。

また、様々なお魚が見られる「アクアライブ」では、順序通りと思って進んでみたら行き止まりがあったり、見逃しているエリアがあったりと、何度も行ったり来たりする羽目に。ここでもパンフレットの館内マップではよく理解できず。

【体験レポ】日本で3カ所目のシャチがいる水族館「神戸須磨シーワールド」2歳児連れ【要注意ポイントあり】
アクアライブ
【体験レポ】日本で3カ所目のシャチがいる水族館「神戸須磨シーワールド」2歳児連れ【要注意ポイントあり】
アクアライブ
イルカやシャチのショー以外を楽しめる場所が「アクアライブ」です。(いわゆる"the 水族館”。)

ですが、アクアライブ内は「ローカルライフ」「トロピカルライフ」などのおしゃれなエリア名の案内はあるものの、どこに何がいるエリアかがわからないため、『ここさっきも通った?』とよくわからなくなっていました。

神戸須磨シーワールド公式サイトや口コミを参考に下調べを!

もし、少しでもスムーズに周りたい、という方は、当日の水族館パンフレットに頼らず、事前の下調べをおすすめします!

(ここまででお気づきかもしれませんが、私たちの第一印象は『わかりにくい水族館』です。不便だと感じた点の詳細は後述します。

大人だけでサクサク進めたら何も問題はないでしょうが、ベビーカーを押してエレベーターを探しながらの移動では、順路のわかりやすさは大事だと感じました。

おすすめの周り方

まずはお土産売り場へ(混雑回避)

入館時間によりますが、オルカショー終わりはとにかくお土産売り場が混雑します。ベビーカーでは入れないほど混雑しますので、ショー終わり時間を避けた空いている時間に買っておくのがベストです!

"the 水族館”が観たい人はまず「アクアライブ」へ

上記の方がまず行くべきは、エントランスから一番離れた場所にある「アクアライブ」です。子どもの『カメさん会いたい〜ペンギン見たい〜』を叶えられます!

アクアライブの所要時間は1時間ほど(子どものお魚好き度合いによりますが)。お目当てのショー開始時間に注意して周ると良いでしょう。ただし、アクアライブは建物の構造上、行き止まりのエリアがあったり、適宜エレベーターでの移動も必要です。

公式サイトには"モデルコース"として、『ドルフィンスタディアムの3Fブリッジを通ってアクアライブへ移動』とあるので、3階→4階→3階→2階→1階と移動すると周りやすいと思います。※ドルフィンスタディアムはエントランスからすぐ右手に見える建物です。

「アクアライブ」では3階の「タッチングプール」はマスト!

「アクアライブ」を周る上で外せないのは、3階にある「タッチングプール」です。3階の屋外にあるので、室内のアシカやアザラシを抜けて寄ってみてください。その名の通り、いきものとのふれあいができるコーナーで、私たちが行った時はエイとのふれあいでした。

時間制限なく、いつ行ってもふれあいができるので、時間を気にせず気軽に行ける嬉しいコーナーです。

ショーは開始30分前から席取りしておくとスムーズ

やはり神戸須磨シーワールドの人気はオルカショーなので、良い場所で観るためには開始30分ほど前から観客席に着いておくのがおすすめです。

私たちは15分前に着きましたが、一番前の端っこや2階席の上の方にポツポツ席が空いているくらいでした。

ちなみに、オルカショーは1階席の中段くらいまでずぶ濡れになります。カッパを着ていない方も大勢ずぶ濡れになっていました。濡れても良いよ!という方以外は、1階席の上段か、2階席に座ると良いでしょう。

【体験レポ②】親子で大喜びポイント

1.圧巻のオルカパフォーマンス

【体験レポ】日本で3カ所目のシャチがいる水族館「神戸須磨シーワールド」2歳児連れ【要注意ポイントあり】

まず実物のシャチの大きさと存在感に驚きます!シャチは全長8〜9.5m、重さは8tほどあるそうで、海の王者感満載です。そんなシャチが優雅に泳いでいるだけで引き込まれますし、1回のジャンプが迫力満点で、かなり見応えがあります。

他の水族館でイルカショーを全く楽しめなかった息子2歳児が観入ってました!親子で楽しめるのは嬉しいですよね。

他のお客さんたちも子どもから大人まで、シャチが何かするたびに「お〜!」と歓声が上がっていました。特に、海の王者シャチが飼育員さんと息を合わせてパフォーマンスしている姿に感動します。

神戸須磨シーワールドへ行くならば、オルカショーは絶対に外せません!

2.アクアライブの「タッチングプール」

【体験レポ】日本で3カ所目のシャチがいる水族館「神戸須磨シーワールド」2歳児連れ【要注意ポイントあり】

上記の『おすすめの周り方』でも紹介しましたが、アクアライブ3Fにある、お魚たちとのふれあいができる「タッチングプール」というコーナーはマストです!

私たちが行った時はエイとのふれあいでしたが、なんと、エイが『触って〜』と言わんばかりに顔を水面に出してくれます!ピョコピョコと水面から出てくるエイの可愛らしさに親子で楽しめること間違いなしです!

子どもにとっても間近でふれあえる魚は珍しいので、良い経験になるかと思います。

初めて見るエイの姿にテンションが上がり、息子そっちのけで私がタッチしまくってました(笑)
【体験レポ】日本で3カ所目のシャチがいる水族館「神戸須磨シーワールド」2歳児連れ【要注意ポイントあり】

【体験レポ③】子連れ(幼児連れ)目線で不便を感じたところ

神戸須磨シーワールドは「神戸須磨水族館」からリニューアルされ、"シャチに会える水族館”になったことでSNSでも話題ですが、水族館の見どころや混雑状況などの口コミしか見かけないように思います。

ですが、実際に行ってみて不便に感じたところがいくつかあり、『事前に下調べしておけばもっと快適に周れたな〜!』と思いましたので、これから神戸須磨シーワールドへ行かれる方に向けて、参考になればと思いレビューします!

あくまで2歳(ベビーカー移動)子連れの感想です!ご参考までに

ココに注意

  1. 順路がわかりにくい
  2. お土産売り場の通路が狭い
  3. 案内表示がわかりにくい

1.順路がわかりにくい

事前情報なし、目的を決めずに神戸須磨シーワールドに行くと、入館後すぐ彷徨ってしまう可能性大なので注意!

エントラスから入ってすぐ目の前にはシャチのオブジェ、それを挟むように「オルカスタディアム」と「ドルフィンスタディアム」があります。「アクアライブ」へ行くにはドルフィンスタディアムを通り過ぎる必要がありますが、大きな案内板があるわけではないのでわかりにくいです。

私たちはオルカショーの時間まで『まずはカメやペンギンを見に行こう!』と歩き出したものの、なかなかアクアライブへたどり着けず30分ロスしました。

アクアライブの進み方がわかりにくい!自由に進むと見逃してしまうエリアもあるので注意!

アクアライブは緩やかな傾斜とともに順序通り進んでいると思いきや、見逃してしまい引き返してしまったエリアや、突然行き止まりになり混雑していたエリアもありました。全体的に同じような雰囲気なので、1度通ったか通っていないかがわかりにくいなと感じました。

また、3階と4階はベビーカーだとエレベーターでないと移動できず、一機しかないためエレベーターの待ち時間もかかります。

そういったエレベーター移動も含め、ベビーカーだとアクアライブは若干周りにくく不便さを感じました。

2.お土産売り場の通路が狭い

お土産売り場内の通路やレジ前は狭いので、ベビーカー入店は混雑時を避けて!

水族館の規模的に仕方がないことだと思いますが、お土産売り場内の通路はそれほど広くありません。ショー終わりは人でごった返すので、まずベビーカーでは入店できません。

私たちがオルカショー終了後にショップへ行くと大混雑で、入店するまでに20分ほど待ちました。それでも思うように進めないくらい混雑していたため、かなり周りに気を遣いながら買い物を。さらにレジ前の通路も狭く、お土産購入後に出口へ向かう際も、お会計している人に寄ってもらう必要がありました。

お土産売り場には、混雑時を避けるか、ベビーカーを預けられる人がいる場合は預けて買い物するのがベストです。

3.案内表示がわかりにくい

シンプル?オシャレな館内は行きたいところが見つかりにくい

神戸須磨シーワールドは全体的にシンプルで美術館のような、洗礼されたオシャレ感があります。そのせいか、エレベーターの場所、エレベーターのボタン、トイレの場所、おむつ替えの場所などが少しわかりにくいです。

水族館全体の色味が統一されていて素敵だと思いましたが、少し迷ったり遠くから探しにくかったりして、適宜、案内板などがあったら便利だなと感じました。

ベビーカー移動は、多少の混雑や不便さはどこであれ仕方のないことだと思います。

ですが、事前に知っていたら色々と準備ができると思いましたので、細かめに書かせていただきました!

以上、神戸須磨シーワールドの体験レポです。オープンから間もなくの6月初旬の訪問なので、館内の仕様や混雑状況は現在違っているかもしれません。

実際に行かれる際は、事前に公式サイトをご確認いただき、目的やルートを決めて行かれることをおすすめします!

また、子連れ目線で不便さを感じた点を色々と書いておりますが、オルカショーは本当に素晴らしいですし、親子で楽しめるステキな水族館でした。

次回はシャチを見ながら食事ができるレストランも利用したいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人
たぬきちblog

たぬきち

0歳児育児中の夫婦が「子育て家族を応援したい!」という想いで書くブログ。将来は夫婦2人で3Dプリンターハウスで暮らしたい大阪賃貸暮らし。 [夫婦の得意分野:便利アイテム/子育て/趣味/料理]

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