生後0ヶ月の赤ちゃんがねんねしたままで遊べるベビージム。プレイマットとも言いますね。たくさん種類があるのでどれにしようか悩むと思います。そんな方に向けて、息子が生後2ヶ月から使用しているマテル・インターナショナルの「レインフォレスト・デラックスジムⅡ」について、実際どのくらい遊んでくれるのか詳しくレビューします。ベビージム選びの参考にしていただけると嬉しいです。
この記事でわかること
- レインフォレスト・デラックスジムⅡの口コミ
- 生後2ヶ月から9ヶ月までの遊んでいる様子
- ベビージムを長く遊んでもらうコツ
筆者の情報
- 現在育休中のOLママ(かかきち)
- 生後9ヶ月の食いしん坊ベビーの育児奮闘中
レインフォレスト・デラックスジムⅡの特徴
まずはじめに、実際に遊ばせてみて感じたレインフォレスト・デラックスジムⅡのおすすめポイントを3つご紹介します。
おすすめポイント3つ
3通りの遊び方ができる
メロディ&ライトアップは2パターン
指遊びできるおもちゃが10個
3通りの遊び方ができる
1 ねんねの頃はぶら下がったおもちゃに興味津々
生後2ヶ月頃から目の前のおもちゃに興味を示し、手を出して触ろうとしたり、ゆらゆら動くおもちゃを目で追って一人遊びしてくれます。
2 腹ばいの頃は指遊びに夢中
腹ばいができるようになると、キルトマットの絵やぶら下がったおもちゃ、鏡、ジムのアーチなどを触って音や触感を楽しむようになります。
3 おもちゃを取り外して遊べる
ぶら下がっているおもちゃは取り外し可能で、ぶら下げる場所を変えるのはもちろん、そのままおもちゃ単体でも遊べます。いくつものおもちゃを買う必要が無くなります。
メロディ&ライトアップは2パターン
上部に付いたトリから音楽が流れ、その音楽に合わせクチバシがピカピカとライトアップされる仕組みです。この音楽にはパターンが2つあります。
1 ロングバージョン
音楽が20分間流れ続けるロングバージョン。子どもが喜びそうな優しいメロディです。
2 ショートバージョン
アーチやおもちゃに触れることで音が鳴るショートバージョン。メロディだけでなく、動物の鳴き声や自然の中にいるようなサウンドなど数種類の音楽があります。赤ちゃんの動きに反応して音が出るので、赤ちゃんの視覚と聴覚を刺激してより楽しそうです。
指遊びできるおもちゃが8個
おもちゃは全て触ると音がなったり、カラカラ回るボールが付いていたり、五感を刺激するものばかりです。
おもちゃの種類
-
キリン・・・ぬいぐるみ。赤ちゃんの好きなタグ付き。
-
ライオン・・・ぬいぐるみ。振るとコロコロ鳴る。
-
モンキー・・・ぬいぐるみ。振ると鈴の音が鳴る。
-
しまうま・・・プラスチック。指遊びできるリング付き。
-
かたつむり・・・プラスチック。カラカラ鳴るボール付き。
-
ちょうちょ・・・布製モビール。触るとゆらゆら揺れる。
-
お花の鏡・・・アクリルかアルミ(商品に記載なし)。
-
葉っぱ・・・布製(マットの一部)。触るとバリバリ音がする。
どれもはっきりした色味でカラフルなので、低月齢の赤ちゃんも視覚的に楽しむことができます。
また、布製のぬいぐるみやキルトマットは洗濯できるので衛生面も安心です。
上記のとおり、五感を刺激するおもちゃや仕組みがあり、バリエーション豊かに赤ちゃんを楽しませることができるベビージムです。
その他商品の概要
・マットサイズは 約82.6cm×約77.5cm。赤ちゃんがねんねしても十分に余裕のあるサイズ感。
・高さは約70cm。お座りするとちょうど目線の高さにおもちゃがあり、アーチを掴んで遊ぶことも可能。
・キルトマットは少し厚みがあり、赤ちゃんを寝かせても安心。
・アーチは簡単に取り外しでき、コンパクトに収納可能。
何ヶ月頃まで遊ぶ?生後2ヶ月〜9ヶ月までの実際の遊び方
ここからは、息子がベビージムでどのくらい遊んでくれたか、親目線でどれくらい助かるのか(自分の時間は増えるのか)等、実際の遊んでいる様子と合わせてご紹介していきます。
生後2ヶ月〜ねんねの頃
段々と視力が上がり、目の前のおもちゃを触ろうとしたり目で追うようになる頃。
遊んでいる様子
・生後2ヶ月は、目の前のおもちゃをじっと見たり、音楽が流れるとたまに笑う。
・赤ちゃんの向きをたまに変えてあげると、見える景色が変わりより長くご機嫌でねんねできる。
・生後3ヶ月以降、手を伸ばしておもちゃに興味を示すようになると、長い時間おもちゃを触ったり握ったりして遊ぶように。
・赤ちゃんが触れるとメロディが鳴る「ショートバージョン」で、突然鳴り出すメロディに不思議そうにしたり笑ったりしながら楽しそうに遊ぶ。
遊ぶ時間
ご機嫌な時は最大1時間、1人で遊ぶことができました。短い時でも15分くらいは遊んでくれます。
その間、家事をしたりご飯を食べたり、自分の時間ができるので、初めて遊んでくれた日は『なんてありがたいベビージム!』と感動しました。
ただ、赤ちゃんの側を離れずっとねんねさせたままでいると、唐突もなく大泣きすることがありました。おそらく、「いつまでここに寝かせるの!ママどこ!」と怒っていたんだと思います...。
生後5ヶ月〜腹ばいの頃
うつ伏せが嬉しくて、ずっと飛行機(手足を上げて飛んでいるような姿勢)したり何でも舐めて確かめる頃。
遊んでいる様子
・ベビージムの上でねんねさせると、周りのおもちゃに手を伸ばすようにしながら寝返りするように。
・とにかくおもちゃをナメナメ。ぶら下がっているおもちゃへの興味は一瞬。手に取れるおもちゃを舐めて楽しむ。
遊ぶ時間
10分〜20分ほど。この頃から「ママが見えないと泣く」度合いが強くなり、1人で遊んでくれる時間はグッと短くなりました。
とにかくおもちゃを舐めていたいし、舐めると落ち着くようで、お気に入りのおもちゃをひたすらナメナメ。
この頃は、“ベビージムで遊ばせている間に家事”なんて希望は叶わず、遊んでいる間も近くで見守っていました。
生後7ヶ月〜おすわりの頃
色んなものに興味を示し、気になるものがあるとすぐハイハイして動きまわる頃。
遊んでいる様子
・おもちゃは舐めたり、歯固めのように噛んで遊ぶ。
・バリバリと音が鳴る「葉っぱ」を握ったり噛んだり叩いたりして遊ぶ。
・指先が器用になり、おもちゃやキルトマットの隅を指でなぞる。
・キルトマットに付いているタグがお気に入りで、指でなぞったり舐める。
・お座りすると上部のトリに手が届くようになり、ライトアップが気になり指でツンツン触る。
遊ぶ時間
10分〜30分ほど。『もう遊ばないか...』と少し諦めていましたが、意外と腹ばいの頃より遊ぶように。
おもちゃを舐めるだけじゃなく噛むようになったり、指先が器用になってツンツンしたりなぞるようになり、成長に伴い遊ぶバリエーションが増加。
それでも長くて30分が限界。この頃はどんなおもちゃも飽きてしまうので、また別の興味のある方へハイハイしていきます。
ただ、腹ばいの頃とは異なり、「ママは同じ空間にいる」と知って安心しているのか、ベビージムの側にいなくても泣くことはなくなりました。
ベビージムを長く遊んでもらう工夫
最後に、生後2ヶ月から9ヶ月までベビージムで遊ばせてみて分かった、長く遊んでもらう工夫をご紹介します。
※「長く」とは、“1人遊びする時間”という意味ではなく、“月齢的に長い期間”という意味です。
長く遊んでもらう工夫
生後5ヶ月頃からは基本閉まっておく
リビングやベビールームに出しっぱなしにはせず、基本は閉まっておきましょう!または、普段赤ちゃんが入ることのない部屋に置いておくといいです。
赤ちゃんは成長とともに記憶を定着できるようになり、個人差はありますが、生後5ヶ月くらいから同じおもちゃだととにかく飽きるようになります。
ベビージムを出しっぱなしにしていると、1人で遊ぶどころか、テーブルやイスと同じで景色の一部になり、全く遊んでくれなくなります。
息子が遊んでくれなくなってしばらくしてからそのことに気づき、わが家では基本片付けておくことに。
それからは、最後に遊んでから数時間〜2日ほど空けて赤ちゃんに見せると、「新しいおもちゃだ!」というリアクションで遊んでくれるようになりました。
生後9ヶ月を過ぎた今も、“レア感”を大切にすることで、楽しそうに遊んでくれています。
片付けはとても簡単で、アーチ部分をキルトマットの穴から抜くだけでコンパクトになります。
メロディのパターンは都度変える
これも先にご紹介した内容と被りますが、赤ちゃんを飽きさせないために、メロディのパターンは遊ぶ度に変えましょう!
このベビージムは、20分間メロディが流れ続けるロングバージョンと、触った動きに合わせていろんなメロディが流れるショートバージョンと2種類あります。
この2種類を都度切り替えることも大切ですが、「メロディを流さず遊ぶ」ことも大切です。そうすることで、メロディが流れた時の“レア感”が増し、より新鮮味を持って遊んでくれます。
音が出る、出ない、という変化も、赤ちゃんの聴覚を刺激するのでおすすめです。
以上、レインフォレスト・デラックスジムⅡのレビューでしたが、いかがでしたか?
ベビージムをお探しの方や出産祝いなどギフト選びにお悩みの方の参考になると嬉しいです。